9/26(月)~9/28(水)
一応、グループでは最後となっているリリーフに、初日は5人、翌日に2人が加わり、国分寺からは合わせて7人、アメリカチーム、リックさん、ショーンさんが参加しました。今回は、国分寺からの参加者の平均年齢がおそらく一番高いチームだったと思います。
26日(月)
15時に大宮駅で待ち合わせ、新幹線で仙台へ。
駅で夕食後、レンタカーを借りて宿舎を提供してくださっている教会へ向かいました。予定されていた7人乗りの車に不具合があり、知主夫さんが交渉された結果、同じ値段で10人乗りの車に変更になりました! 明日からの導きを祈って、早めに就寝。
27日(火)
朝のディボーションで、被災された方々の話をまず聞くことの大切さを教えられました。また、「3回イエスを否定したペテロが立ち直った理由は、イエスが彼の信仰がなくならないように祈られたから」と語られ、同じ主が私たちのためにも祈ってくださっていることを思って、心が強められました。 朝食後、車で石巻へ。カフェにも寄りました。まだ完成はしていませんが、今までのチームの祈りと作業の積み重ねによって、とてもおしゃれなスペースに変身中でした。主が完成に導いてくださいますように!
石巻に入ると、仙台との違いに気づかされました。道路の瓦礫はほとんど取り除かれていましたが、新しい家や建築中の家のあいまに、破壊されたままの家があちこちに見られました。途中で日々草となでしこの苗をたくさん買って、第二仮設住宅へ。
ロイさんや、リックさんたち、アメリカチームと合流し、協力し合って苗を植えました。前日に市のほうで草刈りをされたとのことで植えやすい状態になっていただけでなく、この日はゴミの収集に来られて、私たちの作業で出たゴミもみな持って行ってくれました。本当に主は良くしてくださいます!
今日の作業を通して、アメリカチームの方々とずいぶん親しくなれました。
夕方、仙台駅に真理さんと倉本さんを迎えに行き、宿舎に戻りました。教会の方々が、慰労会ということでおいしい夕食を用意してくださり、和やかなひとときを過ごしました。このような関係を与え、その関係を建て上げてくださっている主に感謝します。
28日(水)
最終日になりました。朝のディボーションで長血の女のことから、人がキリストのもとに来るためには、イエス・キリストのことを聞き続けることがどんなに重要であるか、私たちも信仰が弱くなってしまうのは、イエスのことを聞くことが弱いからでほかに理由はないと聞いて、イエスの御名の力強さに励ましを受けました。午前中、国分寺チームで水産加工会社の高橋さんを訪ね、短時間でしたが心からの歓待を受けました。
そこから鹿妻(かづま)団地に移動。 団地で待ち合わせていた土屋さん、熊谷さんとしばらくフェローシップできました。 前のチームが団地の庭に植えたたくさんの花々が、驚くほどいきいきと成長しているのを見て、行き届いたお世話にも感動しました。
土屋さんの奥さんがお病気でしたが、主は、知主夫さん、真理さん、リックさん、6月のリリーフの時にお見舞いに行った一美さんが、団地の土屋家を訪ねて祈るチャンスを与えてくださいました。
その後、カフェに戻り昼食。それから、昨日花を植えた仮設住宅へ向い、4~5人の日米混合のチームに分かれて、アメリカからのプレゼントのキルトを届けに一軒一軒訪問しました。
道路の両側には第一と第二の仮設住宅があり、知主夫さんはバイブルスタディを集会場で行いました。(今回は真理さんとボブさんも参加しました。)まだキリストを信じていない方たちですが求めています。「テレビを見ても、何をしても、明日の不安はぬぐいされない。でもイエスの話を聞くと力が与えられる。」と分かち合ってくれました。キルトを届けに行った訪問先ではお留守のお宅もありましたが、在宅のところではほとんどの方が喜んで受け取ってくれました。
中には導かれてキリストの話ができたり、よく眠れないとか先行きが不安だと話される方のために、了解を得て祈れたケースもありました。これから寒くなるので仮設住宅での生活も厳しくなると思います。この場所でバイブルスタディが始まったこと自体、主のお働きです。主が御手を置いてくださり、主とともに歩む方々が起こされるように祈りながらその場をあとにし、帰途につきました。